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液体に混ぜて吸引し“ゾンビたばこ”とも呼ばれる指定薬物の「エトミデート」を国内に密輸した罪などに問われている中国人の男の裁判が行われ、検察側は拘禁刑2年6か月を求刑しました。
医薬品医療機器等法違反などの罪に問われているのは、中国国籍のワン・チュンブオ被告24歳です。
起訴状などによりますと、ワン被告は、ほかの人物と共謀し、指定薬物のエトミデートを密輸した罪などに問われています。「エトミデート」は使用すると全身がけいれんするため「ゾンビたばこ」とも呼ばれています。
19日の初公判でワン被告は起訴内容を認めました。検察側は、「被告は知人からエトミデートを輸入して電子たばこにして売れば普通に働くより稼げるなどと話を聞いた。エトミデートを使って製作したカートリッジを販売し、利益を得ていた」などと指摘。

さらに「自ら海外の薬品会社と連絡を取り合っていて、指定薬物の輸入に必要不可欠な役割を担っていた」などとして、拘禁刑2年6か月を求刑しました。
弁護側は「真摯に反省している」などとして執行猶予付きの判決を求めています。
判決は2026年1月9日に言い渡される予定です。
また、19日はワン被告らと共謀し輸入代金の支払いなどを担っていたとされる男の判決公判も開かれ、大分地裁は拘禁刑2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
